概要
調理行動において「ねぎを洗う」「卵を割る」「炒める」といった行動を認識し,調理の技能評価や改善に役立てることを目指す
最終目標
調理の技能評価や改善のための,行動認識 と 位置推定 と 手順書 を組み合わせた調理行動の分析
- 行動認識: 3次元の骨格情報 から、時間ごとの行動の確率が得られる
- 位置推定: 作業者の位置情報 から 場所ごとの正しい行動が得られる
- 手順書: 順序と時間 から 時系列における正しい行動 が絞り込める
これらを相補的に用いて行動認識精度の向上を目指す
情報処理学会 第87回全国大会 まで
- mocopiを用いて調理行動をセンシングし、3次元の骨格情報を取得
- 骨格情報から機械学習を用いて行動認識
- 手順書と位置情報の有用性の確認
DICOMO 2025 シンポジウム / ICMU 2025 まで
- 正解の位置情報と手順書があった場合の精度向上の検証
今後の課題
- 実際に位置推定を行う
- 現在は位置情報は手動で決定している
- 相補的に行動認識精度を向上させる
- 現在は一方的な補正
- 手順書による作業時間の考慮
- 作業時間を考慮していない
- より柔軟な工程順の考慮
- 本来のレシピは工程順の入れ替わりがある